家計の予算配分

手取りの配分をドラッグで調整できる無料の家計予算ツールです。家賃・食費・新NISA などの小分類まで分けられ、50/30/20 ルール・6つの口座・4:3:2:1 の法則のテンプレートに対応。ボーナスや年払いの保険は自動で月額に換算します。貯金の目標の達成時期、借入の完済時期、10 年後の純資産の試算もでき、画像で保存できます。登録不要・データ送信なし。

  • ドラッグで割合を調整
  • 大分類+小分類
  • 4:3:2:1・50/30/20 テンプレート
  • 割合だけ共有できる

🔒 計算はすべてブラウザ内で行われ、データがサーバーに送信されることはありません。

こんなときに使えます

  • 新社会人の手取りの配分:家賃・食費・貯金をそれぞれいくらにすればいいかわからないときは、「4:3:2:1 の法則」や「50/30/20 ルール」を適用すれば各項目の金額がすぐに出ます。あとは自分の状況に合わせてドラッグで調整します。
  • 貯金の目標:3 年で住宅の頭金や旅行資金を貯めたいなら、「③ 目標」で目標金額を入れて「貯金」の小分類と結び付けます。「② 配分」でその小分類をドラッグで大きくすれば、何か月早く達成できるかがわかります。
  • ボーナスと年払いの保険:ボーナスや配当のような年 1 回の収入、年払いの保険料は「毎年」を選ぶと自動で ÷12 して月額に換算されるので、予算の計上漏れがありません。
  • 奨学金・ローンの返済:「④ 資産・負債」に残高と金利を入れ、毎月の返済額を配分の小分類と結び付ければ、何年で完済できるか、利息が総額いくらかがすぐにわかります。「⑤ 試算」では負債が年ごとに減っていく様子も見られます。

使い方

  1. 初めて使うとき:毎月の収入を入力し、テンプレート(4:3:2:1・50/30/20・6つの口座、または「白紙から作る」)を選んで「配分を始める」を押します。
  2. 「② 配分」タブで、大分類のバーの丸いつまみをドラッグして各大分類の割合を調整します。大分類を開くと、小分類のバーでさらに細かく分けられます(例:生活費 → 家賃、食費)。ドラッグ中に指を下へずらすと数字の動きがゆっくりになり、1 円単位で調整できます。
  3. リストに金額や % を直接入力することもでき、片方を入れるともう片方も自動で換算されます。年払いの保険やボーナスは「毎年」を選ぶと月額に換算されます。
  4. 「結果をコピー」でメモや LINE に貼り付けたり、「共有…」から「割合だけ共有」か「すべて共有」を選んでリンクを送ったりできます。
  5. 「③ 目標」「④ 資産・負債」「⑤ 試算」で貯金の目標、負債、利回りを設定すると、達成時期・完済時期・数年後の純資産がわかります。「画像で保存」を押すと、ドーナツグラフと明細をまとめた画像をダウンロードできます。

使用例

手取り 250,000 円に「4:3:2:1 の法則」を適用すると、生活費 100,000(家賃 45,000、食費 30,000、交通費 10,000、日用品 10,000、娯楽費 5,000)、投資 75,000(新NISA(つみたて)52,500、その他の投資 22,500)、貯金 50,000(生活防衛資金 30,000、目的別貯金 20,000)、保険 25,000(医療保険 15,000、生命保険・傷害保険 10,000)になります。

「割合(合計 100%)」モードでボーナス(年 600,000 円)を追加すると、月の収入は 300,000 になり、すべての項目が元の割合のまま拡大されます。生活費 120,000、投資 90,000、貯金 60,000、保険 30,000 で、家賃は 54,000 になります。

続けて「金額(自由)」モードに切り替え、家賃に 60,000 を直接入力すると、家賃だけが増えてほかの項目はそのままです。生活費の小分類の合計は 126,000 で予算 120,000 を 6,000 オーバーし、赤字で表示されます。生活費を増やすか、ほかの小分類から減らして調整します。

結果の見方

  • 上の要約欄には月の収入、配分済み(収入に対する %)、残りが常に表示されます。配分が収入を超えると「残り」が赤い「予算オーバー」に変わります。
  • バーの斜線部分は「残り」または「未分類」です。大分類のバーでは配分していない収入、小分類のバーでは大分類の予算のうちまだ分けていない部分を表します。
  • 小分類に「すべて分類済み ✓(100%)」と出ていれば、合計が大分類の予算とぴったり同じです。「オーバー」と出ていれば小分類の合計が大分類を超えているので、どちらかを調整します。
  • 「毎年」の項目は月額で配分に加わり、リストの下に「月あたり約 …」と表示されます。% はすべて月額が 1 つ上の予算に占める割合です。

仕組みと計算方法

  • 金額はすべて「月額」を基準に、整数(円)で計算します。年単位の収入や支出は ÷12 して四捨五入します。% は表示用で、合計は円で計算するため、33.3% × 3 ≠ 100% のようなずれは起きません。
  • 「金額(自由)」モード:境目をドラッグすると左側の項目だけが変わり、ほかの項目はそのままなので、残りや予算オーバーが出ることもあります。100% との差が 1% 未満までドラッグすると、自動でちょうど 100% にそろいます。
  • 「割合(合計 100%)」モード:境目をドラッグすると右隣の項目とだけ金額をやり取りするので、合計は変わりません。最後の境目は「残り」とやり取りし、右端までドラッグするとちょうど配分しきれます。大分類や収入を変えると、小分類はそれぞれの % を保ったまま金額が比例して変わります。
  • テンプレートの適用や割合から金額への換算には最大剰余法を使います。まずそれぞれを整数に切り捨て、端数は小数部分の大きい項目から順に 1 円ずつ足すので、どの階層でも合計が 1 つ上の金額とぴったり一致します。
  • 目標:残りの金額 ÷ 毎月の積立額を切り上げて月数にします。負債:毎月「残高 ×(1 + 年利 ÷ 12)− 返済額」で計算し、最終回は残りだけを支払います。利息の総額は毎月の利息の合計です。試算:「投資」と「貯金」の大分類の予算を毎月積み立て、年利回りで月複利として計算します。純資産 = 今ある資産 + 投資の積立 + 貯金の積立 − 負債残高 です。

注意点と制限

  • これは予算を立てるためのツールで、家計簿ではありません。実際に使った金額の記録や銀行口座との連携はできないので、実際の支出と比べたいときは家計簿アプリと併用してください。
  • 金額は通貨を区別せず、為替換算もしません。物価上昇や昇給も考慮しません。テンプレートはよくある出発点にすぎないので、家賃・ローン・家族構成に合わせて調整してください。試算の利回りは仮定の値です。実際の投資は値上がりも値下がりもあり、将来の成果を示すものではありません。
  • 「すべて共有」のリンクには収入と各項目の金額が含まれ、リンクを知っている人は誰でも見られます。配分のしかただけを伝えたいときは「割合だけ共有」を選べば、相手は自分の収入で換算できます。

よくある質問

4:3:2:1 の法則とは?

毎月の収入を生活費 40%、投資 30%、貯金 20%、保険 10% の 4 つに分ける考え方で、台湾などでよく使われる目安です。家賃が高い人やローンがある人は、生活費を増やして投資を減らすなど、ドラッグで調整してください。

50/30/20 ルールと 6つの口座はどう違う?

50/30/20 ルールは収入を必要な支出 50%、欲しいもの 30%、貯蓄・返済 20% に分け、「必要なもの」と「欲しいもの」を区別するのが目的です。6つの口座(ジャー法)は生活必需品 55%、経済的自由・自己投資・長期貯蓄・遊びに各 10%、寄付 5% と、用途をより細かく分けます。どのテンプレートもワンクリックで適用してから自分で調整できます。

「金額(自由)」と「割合(合計 100%)」の違いは?

「金額(自由)」は自由度が高く、1 つの項目を動かしてもその項目だけが変わるので、残りや予算オーバーが出ることもあります。「割合(合計 100%)」は合計 100% を保ち、境目をドラッグすると右隣の項目とだけやり取りします。収入や大分類を変えると、小分類は元の % を保ちます。

小分類の合計が大分類と合わないときは?

「未分類」や赤字の「オーバー」が表示されます。小分類のバーの最後の境目を右端までドラッグすればちょうど 100% です。「金額(自由)」でも 100% 近くまでドラッグすると自動でそろいます。

ボーナスや年払いの保険はどう入力する?

収入や小分類で「毎年」を選び、1 年分の金額を入力します。自動で ÷12 して月額として配分に加わり、リストの下にも月あたりの金額が表示されます。

手取り 20 万円ならいくらずつ配分すればいい?

4:3:2:1 の法則なら生活費 80,000 円、投資 60,000 円、貯金 40,000 円、保険 20,000 円です。50/30/20 ルールなら必要な支出 100,000 円、欲しいもの 60,000 円、貯蓄・返済 40,000 円になります。家賃だけで 7 万円かかる場合は、「金額(自由)」で生活費を増やして投資を減らせば、上の要約欄に残りの金額がすぐ表示されます。

貯金の目標は何か月で達成できる?

目標金額から貯金済みの額を引き、毎月の積立額(結び付けた小分類の予算)で割って、月数を切り上げます。利息は含めないので控えめな見積もりです。10 年を超える場合はお知らせするので、その小分類を大きくするか目標金額を下げてみてください。

奨学金や住宅ローンの返済はどう試算する?

「④ 資産・負債」で負債を追加し、現在の残高と年利を入力します。毎月の返済額は小分類から選ぶか、直接入力します。毎月利息を加えて返済額を差し引き、何年何か月で完済できるかと利息の総額を計算します。返済額が利息に届かないときは赤字でお知らせします。

画像で保存できますか?

できます。「画像で保存」を押すと、ドーナツグラフ、各大分類・小分類の金額と %、貯金目標の進み具合、負債の完済時期、試算の推移グラフをまとめた画像をダウンロードします。「画像は割合だけ表示」にチェックを入れれば割合だけになり、収入・金額・目標・負債・試算は表示されないので、SNS に投稿するときにも使えます。

データは送信されますか?共有しても安全?

登録は不要で、計算はすべてブラウザ内で行われ、予算はこの端末にだけ保存されます。共有するときに「割合だけ共有」を選べば、リンクに含まれるのは項目名と % だけで、収入や金額は含まれません。

参考資料